平成3年秋の天皇賞は前代未聞の「大逆転」で幕を閉じた。武豊が騎乗したメジロマックイーンが人気にこたえて1着でゴールイン。誰もが納得する予想どおりの展開だった。
武豊はまたしても勝負強さをみせつけたのだ。が、その10分後、メジロマックイーンがほかの馬の進路を妨害したという理由で18着に降着され、一瞬にして24億円ともいわれる的中馬券がただの紙切れになってしまったのである。
動かぬ証拠になったのは、中央競馬会が設置していたパトロールビデオ。このビデオに、スタート直後にメジロマックイーンが斜行している様子がはっきりと映っていたのだ。
結局、この珍事でプレクラスニーが天皇賞の優勝馬に輝いたが、このような大レースでは例をみないハプニングだった。

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