マッカーサーといえば、日本にとってはなじみの深い人物である。第二次世界大戦が終わったとき、堂々と日本にのりこんできたマッカーサーの姿は、戦争を知らない世代の人でも写真や映像でみたことのある光景だろう。
このマッカーサーという人物は、名家にうまれ、まるで貴族のような高貴なイメージを備えていた。
しかも、陸軍大学はじまって以来という優秀な成績で卒業した超エリートで、周囲の期待もあつく、本人も、自分は世界史に名をとどめる人物だと自覚して行動していた。まさに周囲に敵なしといった前途洋々さだったのである。
ところが、そんなマッカーサーの前に立ちふさがったのが、アイゼンハワーである。陸軍士官学校を平凡な成績で卒業しただけのアイゼンハワーは、最初は、マッカーサーがまったくハナもひっかけないほどの存在だった。もちろん、軍人としての出世も、マッカーサーのほうがはるかに早かった。
ところが、第二次世界大戦の後半あたりから、どこでどうまちがったのか、アイゼンハワーがどんどん出世しはじめ、マッカーサーよりひと足早く軍人の最高位である元帥にまで昇りつめてしまった。そして、ご存じのとおり、ついには大統領に就任したのである。
学歴社会といえども、世のなかにはこんな大逆転劇もある。腐らずに頑張っていれば、いつかはこんなすばらしい未来が開けるかも……。

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