イギリスの実業家ジョン・オコンナー氏は、1912年のある晩、イヤな夢を見た。大きな船が沈没して、船から投げ出されたたくさんの船員や乗客たちが、海で溺れている夢である。
次の晩も同じ悪夢にうなされた。しかも、その大きな船というのは、オコンナー氏がもうすぐ乗りこむ予定の豪華客船だった。
さすがに気味が悪くなったオコンナー氏は、予定を変更する。豪華客船の予約をキャンセルして、一便だけ遅い船に乗ることにしたのだ。
ところで、イギリスの豪華客船タイタニック号が沈没したのは、1912年4月14日のこと。大西洋上で氷山とぶつかり、乗客・乗員2224人のうち、1513人が船とともに海に沈んだ有名な大事件である。
つまり、オコンナー氏が乗船するはずだった船とは、このタイタニック号だったのだ。この夢のおかげで、彼は大惨事に巻きこまれずに済んだのである。
この不思議な夢の話を信じない方もきっといるだろう。
だが、オコンナー氏の妻をふくめて4人の知人が、事故の前にこの話を聞かされていたことを証言しているのである。

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